2012年09月30日

福村芳一さん

私が学生の頃、新進気鋭で、情熱的な指揮者に出会った。とんがってて、ジャンルを越えて活動をされていた。

その後、姿を見なくなって「どうされたんだろう・・・」と思ってたし、自分も音楽雑誌などあまり読まなくなったので、いつの間にか自分の中で思いださない人になってた。

昨日、某局のTVでミャンマーの現状を伝えるドキュメントで久しぶりに拝見した。氏は、年は経たけれど変わらぬ情熱をもって、アジアや南米を回れてたのだなぁ…と感じた。若い時より、ずっと魅力的な人になったなぁと感じたのは、私もとしを取ったからだろうな。

http://anngle.org/culture/music/myannmar_classic.html

母のケガは大事なく・・・というか、まぁ外傷はさほどでもなく、安心した。
ただ、昨夜は頭が痛くて眠れなかったというので、明日は病院に連れてゆく。
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2012年07月31日

ピアノソナタ21番変ロ長調

この曲を初めて聞いたのは、レオン・フライシャーさんの演奏。1楽章の主題がとても明るく感じられた。

2度目は、イエルク・デムスさん、これはほとんど最前列。曇り空のようにとても重かったけれど、雲の切れ間から差し込む光のように暖かな主題であり、2楽章の「星」の部分、あのように弾くんだということを知った。

3度目は、メナヘム・プレスラーさん。これは今朝のNHK−BSの番組。ただ誠実に弾かれている気がする、抑揚も抑え気味で、「星も輝くというよりは、そこにあるという風で。

音楽は疲れた心を癒してくれる。
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2012年05月28日

吉田秀和先生死去

吉田秀和先生がなくなった、98歳。先日フィッシャーディスカウがなくなったばかり。
フィッシャーディスカウの冬の旅と、それに対する吉田先生の評論を読んだのが最初だった。
考える人に寄せられたいくつかの評論も、読んだ。

堀江敏幸さんとの対話でどんなピアニストが好きかについて
「全体としての優等生よりも、一か所でも二カ所でも光っているもののある人が好きだ」と答えておられる。
どこを見るか、どういう基準で人を見るか…まず良い面や輝いている面を見よ、足りないところや、できていないところに目が行きがちだが、それでは正当な評価はできない、メガネが曇る、そう言われている気がする。

仕事に追われ、時間に追われ、本当に大切なものを見失わないようしたい。
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2011年02月16日

farewell to George Shearing

ジョージ・シアリングさんが亡くなった。彼の曲は"Lullaby of Birdland" しか知らない。けれど貧乏学生がラジオ番組を録音して聞いていた中にその曲はあった。

大学に入って一人暮らしを始めた頃、ジャズを聴き始めた。MJQから始まって、幾つかのビッグバンド、マイルス・・・。喫茶店もない田舎に育った私は、この町のジャズ喫茶に憧れて、よく通った。コーヒーいっぱいで2時間くらい粘ってた。
その喫茶店"Shine"には、JBLのparagonが置いてあった。ビッグバンドは子供っぽい気がして、いつもマイルスをリクエストしていた。でも本当は歌が好きだった、サラ・ボーンやエラ・フィッツジェラルドの曲はラジオで録音して聴いてた。とくにNHK-FMで録音したサラボーンの"Lullaby of Birdland"は、言葉のリズムが好きでよく聞いた。
貧乏だった(今でもだけど)が、1年生の、冬バイト代を貯めてオーディオを買い、初めて買ったLPはMilesDavis"kind of blue"。ずいぶん背伸びして聞いていたような気がする。
"Lullaby of Birdland"の作曲者、ジョージ・シアリングさんが目が見えないことを知ったのはその頃だったような気がする。高校の時の歌仲間にやはり目が見えない人がいて、彼はとても堂々としていた。その年代は格好つけるのが普通なのに、彼は真っ直ぐ生きていた気がする。なんとなく私は自分が恥ずかしかった。大学に入って、長谷川きよし、ホセ・フェリシアーノといった人の歌に心を動かされた。サラ・ボーンの声も素敵で、この曲を夜中によく聞いてた。http://www.youtube.com/watch?v=GzyRPjlniH4

彼の訃報を読んでふと高校生の恥ずかしさと貧乏学生時代を思い出した。


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2011年02月15日

カラヤンとベルリンフィルのブラームス


先日買った小澤先生とサイトウキネンのブラームスを何度か聞いて、今日いつものカラヤンとベルリンフィル盤を聞いた。
あらためて、ベルリンフィルという楽器のものすごさを知った思いだった、カラヤンの意思の力も。個々の力が素晴らしい。これが世界一といわれるゆえんなのかとため息。
もちろん小澤先生もサイトウキネンも素晴らしい、感動と力の溢れる演奏だ。けれど…一糸乱れぬ意思統一と統率された音は、50年の録音技術の差を越えて、ため息をつかずにはおられないわ。
音楽の道はどれほど遠いのだろうか・・・
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