2011年01月27日

芸術とアートの島・直島

今日はリニューアルする雑誌「FiTs」の特集企画の取材で直島を歩いた。

 その企画の内容はまた別の機会に述べるけれども、あらためて芸術の持つ力強さ、今風に言えばパワーとでもいうのか、その圧倒的な力に心が躍った。
一つは地中美術館、もう一つは李禹煥美術館。

 今まで何度か直島を訪れる機会があったにも関わらず、この二つの美術館には行くことはなかった。理由は、走るために行ったから。私にとって、美術を鑑賞することと走ることは対極にある気がする。心と体が踊った状態では面と向き合って言葉を聴くことはできない。大原美術館に走ってゆくこともあるが、そのときはただジャンヌという友人に会いに行く感覚だからかもしれない。今回、歩いて行けてよかった。
地中美術館。そのために作られたというモネ「睡蓮」の連作。自然光で見られるのは美術館は世界でも数少ない。「自然光で見てほしい」とのモネの遺志を汲んで、安藤忠雄さんが設計されたという。時の淘汰を経た芸術の持つ静かな力、心に中に湧いてくるような力を感じた。
若いけれど、リ・ウーファンさんのいくつかの作品にも同じような力と新しい息吹を感じた。付近に点在する象徴的なアート作品群の中から、いくつの作品がこうした時の淘汰に耐えうるのだろう。

時間の関係で今回は千住博さんの「滝」をみることができなかった。いつかゆっくり泊りがけで訪れたい場所だ。
また一つ、いいものに出会うことができて、今夜は暖かな気持ちで眠れそうだ。
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posted by ultramomosan at 22:39| Comment(0) | 芸術

2010年10月08日

「猫四姉妹物語」

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昨日、今年の演劇公演ハガキが届いてた。昨年は「拝啓、サンタクロース様」だった。ことしは「猫四姉妹物語」。
主催は岡山ろう者劇団「夢路」。
以前、私の部下だった女性がこの劇団のメンバーだったことが縁で見に行くようになった。彼女は2・3回ほど主役を張っていたが、結婚で北陸に行ってしまったので、昨年からは出演はなくなったらしい。
近年の公演で思うことは、とてもうまくなった、ということ。
昨年など、うるうるしてしまうほど、演技力が向上していた。

平成22年度天神山文化プラザ土曜劇場
岡山ろう者劇団『夢二』第21回自主公演>
手話劇 「猫四姉妹物語」
2010年11月27日 14:00〜・18:30〜
2010年11月28日 13:00〜
(岡山県天神山文化プラザ)
posted by ultramomosan at 10:01| Comment(1) | 芸術

2010年10月03日

今夜はフラメンコ

国末しをん先生のフラメンコをはじめて見た。
やはり芸術は奥が深い。若手は頑張らなくては・・・
posted by ultramomosan at 23:21| Comment(0) | 芸術

2010年07月26日

有元利夫展 天空の音楽

9月5日まで、東京都庭園美術館で、「没後25年 有元利夫展天空の音楽」が開催されている。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/arimoto/index.html

見た記憶がある、と感じる人はとても多いと思う。独特の世界だ。
どう表現していいのかわからない。でも惹かれる。見入ってしまう。
有本さんは岡山の津山市出身、私の知り合いにも同じ姓の人は多い。

ぜひ、行きたい展覧会だけど、出費が嵩んでるかあらなぁ…。
posted by ultramomosan at 09:06| Comment(2) | 芸術

2010年05月13日

カラバッジオ

昨夜のBS朝日「世界の名画」

今年はカラバッジオ没後400年。イタリアでも7月18日に向けて、カラバッジオ展の人気はすごいらしい。
破天荒の一言につきる彼の人生だけど、どんな思いで最後にローマを目指したのか。いろいろなパトロンに庇護されながらも、飢えに近いほどの寂しさを抑えきれず、ローマへ・・・と歩いていったのか。
結局、彼はどんな時も満たされたことはなかったのだろう。
絵の半分近くを占めるカラバッジオの黒は、心の闇か不安か寂しさか、どんなに楽しい時も、飲んでいる時も、心の中から大きな影が消えることはなかったんだろう。

ふと思い出すのは88年に出会ったジプシーの兄妹、ギリシアの輝く光のなかで楽しそうに笑いながらも、空気の冷たさと陰の深さに、心が締め付けられた。
私には、似たような陰がある気がする。自由という光は、陰があってこそ光るものだから。というより自由と陰は切り離すことはできないんだろう。
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posted by ultramomosan at 20:12| Comment(0) | 芸術