2010年01月26日

NHK世界遺産への招待状

さまざまな世界遺産を紹介する番組。レポーターもいなくて、テンポもよくて、たくさんの世界遺産を紹介してくれる、それでいて民放ほど大げさでないので、よく見ている。

ただ一つ気になるのが男性のナレーション、腹筋善之助さんのしゃべり方。
特徴があるしゃべり方で、聞きなれたNHKのアナウンサーではできないムードがあり、若い人にはああいうのが受けるのだろうか。
でもそれは「世界遺産」のもつ意義にはそぐわない気がする。
シナリオを書く人が微妙な表現に苦慮していても、あの話し方ではその微妙さが伝わらないだろう。わざと語尾を強く話しているので、語尾の明瞭さばかり気になる。はっきりと言い切れない事柄など、ナレーターの腕の見せ所なのに…。世界遺産の「原稿を自分のスタイルで棒読みしてる」といえないこともない。中高年の人たちには耳障りなナレーションだと思う。

NHKはこんなドキュメンタリー番組ですら視聴率を気にするのだろうか?
マスコミと芸能、報道とバラエティ、がごた混ぜになっている今のTV局。NHKもその例外ではないのかなぁ。

そういう部分が気になりだすと、真矢みきさんの、オーバーな話し方も気になってくる。オッサンのぼやきか。

NHKなら遺産という時の淘汰を経てきたものへの敬意と謙虚さを伝えるべきだと思う。大げさな、変わったものを作るなら、民放に任せておけばいいではないか。
腹筋さんの独特なしゃべり方は子供もきっと真似するだろうな。本人は食べて行くためのオリジナリティだと思っているんだろうけど、言ってみればゲテモノの類とかわりない…と思ってしまった。
今のバラエティが芸能の世界、ゲテモノだらけ消耗品だらけの特殊な世界だ、ということを彼ら自信もわかっているだろう。それでも仕事を取るために、目先の視聴率のために…という悪循環で、どんどんドタバタ番組が増えてゆく。
大企業の社是社訓が形骸化し、社会貢献を忘れてしまっているのと、同じ理由のような気がする。
posted by ultramomosan at 11:58| Comment(0) | 芸術

2010年01月21日

情熱と信念

今日は「のだめカンタービレ」を見た。
去年、もぎぎさんのコンサートに初めて行った。
それまでに、「のだめ」といくつかの著作を読んでたことがあった。
そのせいか、ステージでの彼の言葉がストレートに耳に入った。
音楽に対する情熱と信念。それこそが彼を動かして、あんな「のだめ」コンサートを続ける力になったんだろうと感じた。

今日の映画「のだめカンタービレ」。
テレビ局が作ればしかたないと思いながら、端々にのぞく音楽を愛する人の思い、やっぱり泣けてしまう。
終わりのない道、その遠いことが見えたときの挫折感と夢と希望。
自分が思う夢と信念。
あまりの道の遠さというか終わりの見えなさに、絶望感がないわけではないけど、その道を見つけたことと、自分の道を見つけたことで、歩いてゆけそうな気がする。

オーケストラの団員でありながら、生活のために犠牲にするものが多く、流されそうになるけれど、夢と情熱を失わない人と、それを支える多くの人々。
芸術やスポーツはそんな情熱と理解がなければ成り立たない。

そう思うと、胸を張れる気がする。
生きてゆかなくては行けないけど、胸を張って生きて行ける。
いつも自信をなくしそうになるけど、失ってはいけないものがあると思うし、少ないけど、支えてくれる人がいる。

自分がいる理由がそこにある。

http://asako-inoue.blogzine.jp/saxophonique/2009/12/post_046c.html
posted by ultramomosan at 23:34| Comment(0) | 芸術